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世界を代表する日本人マエストロ、小澤征爾が指揮した2002年公演が蘇る。1966年以来ウィーン・フィルを指揮する小澤初のニューイヤー・コンサートで、ウィーン国立歌劇場の民営化を受けて最初の音楽監督になった小澤のお披露目の意味もあって、世界的に大きな話題を呼んだ。プログラムは、ヨハン・シュトラウスと彼の長男ヨハン・シュトラウスⅡ世と次男ヨーゼフ・シュトラウスのワルツとポルカ。番組では、ウィーンの象徴というべきヨハン・シュトラウス・ファミリーの音楽を楽しそうに演奏するウィーン・フィルと、小澤66歳の軽やかな姿と踊るような指揮、そして彼の豊かな表情と笑顔が必見。本場特有のワルツのリズム感とウィーン・フィルの独特な音色に、小澤のスピード感が相俟って、他の指揮者とは違うウィーンの情緒と愉悦が味わえる。ホフブルク王宮内の美しいバロック様式の屋内馬場で行われる世界最古の馬術学校「スペイン乗馬学校」の白馬たちのステップや、2002年1月1日から正式にヨーロッパの法定通貨となったユーロの紙幣とコインが印刷・発行される様子も楽しい。『美しき青きドナウ』では人気ダンサー、ウラジーミル・マラーホフ振付・主演、ウィーン国立バレエ団のバレエも見どころ。恒例の新年ご挨拶では、小澤が中国語(小澤は中国のシャンヤン(旧奉天)生まれ)、コンサートマスターのライナー・キュッヒルが日本語(奥様が日本人)など、さまざまな国の言葉の「新年明けましておめでとう」が飛び交う。華やかに飾られたムジークフェラインザールの映像の美しさも臨場感たっぷり。
[演目] J・シュトラウスⅡ世:ワルツ『芸術家の生活』Op.316/喜歌劇『こうもり』序曲/『常動曲』Op.257/ワルツ『ウィーン気質』Op.354/ポルカ・シュネル『チク・タク・ポルカ』Op.365/ワルツ『美しく青きドナウ』Op.314、J・シュトラウス:ポルカ・フランセーズ『お気に入りのアンネン・ポルカ』Op.137/ラデツキー行進曲Op.228、ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・シュネル『前へ!』Op.127/ワルツ『水彩画』Op.258/ポルカ・シュネル『おしゃべりなかわいい口』Op.245、ヨーゼフ・ヘルメスベルガーⅡ世:『悪魔の踊り』、ほか
[指揮]小澤征爾
[演奏]ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
[振付]ウラジーミル・マラーホフ
[出演]ウラジーミル・マラーホフ、ウィーン国立バレエ団
[収録]2002年1月1日ムジークフェラインザール(ウィーン)