ベルリン・ドイツ・オペラ2010『リエンツィ』

Rienzi, der Letzte der Tribunen
オペラ 字幕

貴族の横暴に立ち上がった護民官リエンツィが民衆の熱狂的支持を得て独裁者となるが、その後反旗を翻した彼らによって虐殺される物語。14世紀ローマに実在した護民官コーラ・ディ・リエンツィの栄光と悲劇を、20代の若きワーグナーがオペラ化。序曲はポピュラーだが上演自体大変珍しい作品。この番組は、ベルリン・ドイツ・オペラにとって初めての『リエンツィ』上演となった2009/10シーズンのニュープロダクション。映画『ゲーテの恋〜君に捧ぐ若きウェルテルの悩み』『アイガー北壁』の監督フィリップ・シュテルツルが演出。同歌劇場アーティスティック・プロダクション・マネージャーのクリスティアン・バイアーと共に、上演時間4時間のオリジナル5幕版を約2時間半の2部構成に再編。主人公をファシストの独裁者に見立て、チャーリー・チャップリンやレニ・リーフェンシュタールの映画のパロディも登場する過激な演出が賛否両論を巻き起こした。リエンツィをテノールのトルステン・ケルルが輝かしい声と風貌で熱演。ワーグナーにとって唯一のズボン役(女性が演じる男性)アドリアーノを歌ったメゾ・ソプラノ、ケイト・オルドリッチに注目。冒頭の序曲からラストまで目が離せない驚きの連続。

[演目]リヒャルト・ワーグナー:5幕の大悲劇オペラ『リエンツィ、最後の護民官』
[台本]リヒャルト・ワーグナー[原作]エドワード・ジョージ・ブルワー=リットンの小説『リエンツィ、最後の護民官』
[ストーリー]貴族たちの横暴を収めたリエンツィは民衆の支持を得て護民官の位に就く。貴族コロンナ家の息子アドリアーノはリエンツィの妹イレーネを愛し、父と恋人の間で葛藤する。やがて貴族たちの陰謀と民衆の裏切りによって、リエンツィとイレーネは虐殺される。
[出演]トルステン・ケルル(リエンツィ/テノール)カミッラ・ニュルンド(イレーネ/ソプラノ)アンテ・イェルクニカ(ステファノ・コロンナ/バス)ケイト・オルドリッチ(アドリアーノ/メゾ・ソプラノ)クシシュトフ・シュマンスキ(パオロ・オルジーニ/バス)レヌス・カールソン(法王の特使/バス)クレメンス・ビーバー(バロンチェッリ/テノール)スティーヴン・ブロンク(チェッコ・デル・ヴェッキオ/バス)他
[演出]フィリップ・シュテルツル[共同演出]マーラ・クロチュカ[装置]ウルリケ・ジークリスト&フィリップ・シュテルツル[衣裳]キャシー・マウラー&ウルスラ・クドゥルナ[ビデオ]フェットフィルム、モンメ・ヒンリクス&トルゲ・メラー[照明]ウルリヒ・ニーペル
[指揮]セバスティアン・ラング=レッシング[演奏]ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団及び同合唱団 他[合唱指揮]ウィリアム・スポルディング
[収録]2010年1月〜2月ベルリン・ドイツ・オペラ[映像監督]ヨハネス・グレバート
■字幕/フィリップ・シュテルツル&クリスティアン・バイアーによる2部構成版:約2時間38分

(c) Bettina Stoess

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