ヴェルディ:歌劇『二人のフォスカリ』

Verdi:Due Foscari
オペラ 字幕

ヴェルディ初期作品の中で比較的マイナーだが、最近とみに評価が高まっているオペラ。2人のフォスカリとは、15世紀初頭にヴェネツィアのドージェ(総督)になったフランチェスコ・フォスカリと息子ヤコポ・フォスカリのこと。2人とも実在の人物だが、このオペラのストーリーは19世紀初頭のロンドン生まれの人気劇作家バイロンの劇を基にしている。この番組は、2003年5月22日ミラノ・スカラ座公演をライブ収録。主人公には現代最高のヴェルディ・バリトン、レオ・ヌッチが扮し、愛する息子を想う父親の悲哀と息子を裁かなければならない総督としての葛藤を見事に演じる。ヒロインのルクレツィアを演じるのはギリシャ出身の人気ソプラノ、ディミトラ・テオドッシュウ。息子ヤコポはこの役を得意としているテノールのフランシスコ・カサノヴァ。リッカルド・ムーティ指揮のオーケストラが、この陰惨なドラマをますます悲劇的に盛り上げる。

[演目]ジュゼッペ・ヴェルディ:歌劇『二人のフォスカリ』[台本]フランチェスコ・マリア・ピアーヴェ[原作]バイロンの悲劇『二人のフォスカリ』
[ストーリー]ヴェネツィア総督フランチェスコ・フォスカリは無実の罪を被った息子ヤコポを裁かなければならない。息子の妻ルクレツィアの嘆願も空しく、彼らを恨む政敵ロレダーノの策略でヤコポは死に、父は苦悩の中で息絶える。
[出演]レオ・ヌッチ(フランチェスコ・フォスカリ/バリトン)ディミトラ・テオドッシュウ(ルクレツィア/ソプラノ)フランシスコ・カサノヴァ(ヤコポ・フォスカリ/テノール)ジョルジョ・ジュゼッピーニ(ヤコポ・ロレダーノ/バス)アントネッロ・チェロン(バルバリーゴ/テノール)ティツィアナ・トラモンティ(ピザーナ/ソプラノ)グレゴリー・ボンファッティ(役員/テノール)エルネスト・パナリエッロ(総督の従僕/バス) 他
[演出]チェーザレ・リエヴィ[美術&衣裳]マウリツィオ・バロ[照明]ルイジ・サッコマンディ
[指揮]リッカルド・ムーティ[演奏]ミラノ・スカラ座管弦楽団及び同合唱団[合唱指揮]ブルーノ・カゾーニ
[収録]2003年5月22日アルチンボルディ劇場(ミラノ)
■字幕/全3幕:約1時間59分

photos Andrea Tamoni (c) Teatro alla Scala

同ジャンル番組表はこちら
放送日時 開始時刻

ボローニャ歌劇場2012『アルジェのイタリア女』:(c)ROCCO CASALUCI. 【マエストロ5】ザルツブルク・イースター音楽祭2013『パルジファル』:(c)ORF/Ali Schafler ジャンメール&ヌレエフ『若者と死』:(c) Telmondis