バレエ映画『ロミオとジュリエット』
Ballet
20世紀を代表するバレリーナ、ガリーナ・ウラノワ伝説のジュリエットと、1950年代ソ連におけるバレエと映画の最高峰を観る歴史的貴重映像。作曲家セルゲイ・プロコフィエフ、作家セルゲイ・ラドルフ、当時キーロフ・バレエの振付家レオニード・ラヴロフスキーの共同作業で制作され、1940年1月11日キーロフ劇場にて、ガリーナ・ウラノワとコンスタンチン・セルゲイエフによって初演された『ロミオとジュリエット』。1946年ウラノワがボリショイに移籍しモスクワで上演されたラヴロフスキー版は、堂々たる舞台作り、ダンサーたちの迫力、登場人物のキャラクターを表現する明確な振付、その写実主義的手法など、ソヴィエト・バレエが長年にわたり理想としていきたスタイルを代表する壮大なバレエとなった。この番組はラヴロフスキー自身が監督を務めた映画版で、西側でも公開された当時世界的なセンセーションを巻き起こした。情熱の高まり、未来の幸せに向けて突っ走るひとりよがりな期待など、少女から大人になるジュリエットを演じるウラノワの表現力は圧倒的。また、剣闘シーンの男性群舞の迫力はまさに映画ならでは。脚色でストーリーもシンプルになり、ナレーションで話を進めるため、初めての人でもわかりやすい。「どんな固い壁も愛は妨げない・・・愛は全てを乗り越える」「たったひとつの愛が憎しみから燃え上がる・・・」シェイクスピア悲劇のバレエの真髄を、万人にわかりやすく映像化した伝説の映画。
[振付]レオニード・ラヴロフスキー
[原作]ウィリアム・シェイクスピアの悲劇『ロミオとジュリエット』[音楽]セルゲイ・プロコフィエフ
[出演]ガリーナ・ウラノワ(ジュリエット)ユーリ・ジダノフ(ロミオ)A・エルモラエフ(ティボルト)S・コレニイ(マキューシオ)W・クドリャショフ(ベンヴォーリオ)A・ラパウリ(パリス)A・ラドゥンスキ(キャプレット卿)J・イリュスチェンコ(キャプレット夫人)I・オレニナ(乳母)S・ウヴァロフ(モンターギュ卿)L・ロスチリン(ロレンツォ神父)ボリショイ・バレエ団
[脚本&監督]レオニード・ラヴロフスキー、L・アルンスタム[撮影]A・シェレンコフ、チェン=ユ=ラン[音響]B・ヴォルスキ[装置]A・パルショメンコ[衣裳]P・ウィリアムス、K・イェフィモフ
[指揮]ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー[演奏]ボリショイ劇場管弦楽団[制作]1954年モス・フィルム
■字幕/約1時間29分
(c)Unitel

- オレリー・デュポン 輝ける一瞬に 特別版
放送:05月20日(月)21:00

- ドキュメンタリー『ヴィーラント・ワーグナーの想い出』
放送:05月21日(火)21:00

- シリーズ「20世紀の巨匠たち」〜ベンノ・モイセイヴィチ
放送:05月22日(水)21:00



