オペレッタ映画『ウィーン気質』

J.Strauss 2: Wiener Blut
オペラエンターテインメント 字幕

お堅いことで知られた大使も、今ではハプスブルグ帝都の華やぎに打ち解け、女性関係もお盛んなご様子。生粋のウィーンっ子の奥方が「モテる男のほうが魅力的だわ」と浮気心をたしなめる方法も、まさにウィーン流。
オペレッタ『ウィーン気質』は、作曲者ヨハン・シュトラウスU世の死後に、彼の名曲ばかりをふんだんに取り入れた喜歌劇。ワルツ『ウィーン気質』をはじめ、ニューイヤー・コンサートでお馴染みの『酒・女・歌』『浮気心』『電光石火』『百発百中』など、心躍るJ・シュトラウス・メロディーの宝庫だ。
この映画では、シュテファン大聖堂やベルヴェデーレ宮殿、シェーンブルン宮殿といったウィーン旧跡でのロケーション撮影、ギターとバイオリン、アコーディオンが奏でる哀愁を帯びた酒場音楽(シュランメル)など、ウィーンの魅力がたっぷり味わえる。
主演はドイツが生んだ20世紀最高のテノール、ルネ・コロ。ハンサムな彼が最も得意とするのがオペレッタで、この映画ではコミカルな歌役者の真髄を魅せてくれる。さらに、1960年代に活躍したインゲボルグ・ハルシュタイン、バレリーナから歌手に転じたプロポーション抜群のダグマール・コラー、エネルギッシュに踊りまくるヘルガ・パポウシェクなど、女性たちが皆美人なのも、映画ならではのお楽しみ。

[ストーリー]ロイス・シュライツ・グライツ国から大使としてウィーン着任中のツェドラウ伯爵は、愛人の踊り子カリアリを別荘に住まわせ、お針子ペピにも色目を使う。首相が別荘に現れ、カリアリを伯爵夫人と思い込み、ガブリエーレ伯爵夫人を愛人と勘違い。首相と愛人と妻が鉢合わせしているのを見た伯爵は大慌て。首相は何故かガブリエーレを自分の妻と紹介し、カリアリはガブリエーレを伯爵の新しい愛人だと疑う。しかし伯爵はペピをヒンツィングの祭りに誘い出すのに成功して上機嫌。ヒンツィングでの大騒ぎの末、全員仲直り。全てシャンパンのおかげと盛り上がると、首相は「いや、ウィーン気質のせいだ」と結論付け、一同は乾杯する。

[出演]ルネ・コロ(ツェドラウ伯爵/テノール)インゲボルグ・ハルシュタイン(ガブリエーレ/ソプラノ)ダグマール・コラー(カリアリ/ソプラノ)ベンノ・クッシェ(イプスハイム殿下/バリトン)ヘルガ・パポウシェク(ペピ/ソプラノ)フェリー・グルバー(ヨーゼフ/テノール)フリッツ・ムリアー(カーグラー)ヒルデ・ゾッホー(リージ)ウィーン・フォルクスオ-パー・バレエ団
[演目]ヨハン・シュトラウスU世:3幕の喜歌劇『ウィーン気質』[台本]ヴィクトール・レオン&レオ・シュタイン[監督]ヘルマン・ランスケ[脚色]フーゴー・ヴィーナー&ヘルマン・ランスケ[撮影]ハンネス・シュタウディンガー[装置]ロベルト・ホーファー=アッハ&バルバラ・ジーベナー[衣裳]アリス=マリア・シュレジンガー&アストリッド・ジックス [編集]パウラ・ドヴォルザーク[振付]ディア・ルーカ[編曲]ベルト・グルント[指揮]アントン・パウリク[演奏]クルト・グラウンケ交響楽団、ミュンヘン室内合唱団、シェーンブルン・シュランメルン&F・マン&E・フェッツ[制作]1971年ドイツ映画
■字幕/約1時間39分

(c)Unitel

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