2008年12月
【クラシカ20年史】2008年12月号
クラシカ・ジャパン開局20周年のカウントダウンとして、20年前の1998年1月から毎月どんなことがあったのか、クラシカ・ジャパンの20年と共に振り返ります。2008年12月の出来事です。
【社会&世相】
*新宿コマ劇場閉館/岡山県の倉敷チボリ公園閉園
*太刀川留璃子(バレエ・ダンサー、スターダンサーズ・バレエ団創設者)死去
*遠藤実(作曲家)死去
【主な来日】
*フィルハーモニア管弦楽団(ウラディーミル・アシュケナージ指揮)
*シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ(グスターボ・ドゥダメル指揮)
ファジル・サイ(P)&パトリツィア・コパチンスカヤ(Vn)
*ティル・フェルナー(P)
*ワディム・レーピン(Vn)
*ゲルハルト・オピッツ(P)
【クラシカ・ジャパン主な番組/特集/特別編成】
*《12月の定番》くるみ割り人形①映画『くるみ割り人形』(マコーレー・カルキン主演)②ベルリン州立歌劇場バレエ『くるみ割り人形』
*メシアン生誕100年①ロジェ・ムラーロ「メシアンへのまなざし」②幼子イエスに注ぐ20のまなざし」(抜粋)③トリニテ教会のオリヴィエ・メシアン④世の終わりのための四重奏曲
*20世紀のイタリア・オペラ①ピッツェッティ:歌劇『大聖堂の殺人』(2006年バーリ、ニコラ大聖堂)②プッチーニ:歌劇三部作『外套』『修道女アンジェリカ』『ジャンニ・スキッキ』(2007年テアトロ・コムナーレ・ディ・モデナ)
*『運命』と『田園』~初演から200年
*年末の風物詩『第九』/音楽いっぱいのクリスマス
*年末の特別編成①アバド&ベルリン・フィル「ベートーヴェン交響曲全集」②アルバン・ベルク四重奏団「ベートーヴェン弦楽四重奏曲全集」③カラヤン・メモリアル12時間一挙放送
シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ&グスターボ・ドゥダメルが初来日し、その年のザルツブルク音楽祭公演と同じくベートーヴェンの三重協奏曲は、マルタ・アルゲリッチと、カプソン兄弟がソリストという豪華な顔ぶれという鮮烈なデビューを飾った2008年12月でした。あなたはどんな出来事が思い出に残っていますか?