2018 / 08 / 09
バレエの「音楽性」について~ウィーン国立バレエ専属ピアニスト、滝澤志野さんにインタビュー

©CLASSICA JAPAN / 堀田力丸
ウィーン国立バレエ専属ピアニスト、滝澤志野さんが、バレエの「音楽性」について語る!
バレエの話題の中で「音楽性」という言葉をよく聞きますが、バレエにおいて音楽性とは一体どのようなものなのでしょうか。今回は、ウィーン国立バレエ団の専属ピアニスト、滝澤志野さんにバレエピアニストとしての立場からお話を伺ってみました。
滝澤さんは、「例えば、ダンサーで音楽性がないというのは、音楽家でいえばテクニックはあっても常に音程が悪いようなもの」と語っています。でも、テンポに合うだけではつまらなくて、やはり「タメ」「はずし」がある方がバレエに味が出るのだそうです。
なお、滝澤さんのこれまでのオーケストラ協演は、ウィーン国立歌劇場管弦楽団(ウィーン・フィル)だけだとか。滝澤さんはウィーン・フィルのことを「会話をするようにアンサンブルするオーケストラ」と語っており、そのような音楽環境でバレエピアニストを務めているのは凄いことですよね。
バレエへの愛に溢れたインタビュー。滝澤さんのバレエピアニストとしての一日の過ごし方も興味深い内容です。
インタビューの模様はこちらの動画よりご覧ください。
【インタビュー前編】
【インタビュー後編】

©CLASSICA JAPAN / 堀田力丸