2019 / 09 / 24
ザルツブルク音楽祭2011『ロッシーニ:スターバト・マーテル』
≪おススメコンサート≫
クラシカ・ジャパンが自信をもっておすすめするコンサート。
2019年9月放送のラインナップから、今回は「ザルツブルク音楽祭2011『ロッシーニ:スターバト・マーテル』」をご紹介します。
アントニオ・パッパーノの、ザルツブルク音楽祭初登場となった公演!
英国ロイヤル・オペラと聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団の音楽監督を務めるイタリアの指揮者アントニオ・パッパーノが、聖チェチーリア国立音楽院管とのコンビではザルツブルク音楽祭初登場となった公演。
『スターバト・マーテル』はキリストを磔で失った聖母マリアの悲しみを歌った聖歌。ロッシーニ作品は敬虔さに溢れた美しい旋律とオペラのような劇的表現が見どころです。
ソリストはアンナ・ネトレプコ、マリアンナ・ピッツォラート、マシュー・ポレンザーニ、イルデブランド・ダルカンジェロという夢のような饗宴。聖チェチーリア国立音楽院合唱団のまさにイタリア的な声の迫力と美しい弱音にも注目。

(c) Silvia Lelli
怒涛の盛り上がりを見せる、ハイドンの交響曲第104番『ロンドン』
冒頭に演奏されるハイドンの交響曲第104番『ロンドン』も必見。歯切れよく軽やかで、時には怒涛の盛り上がり。同曲の映像で見る最高の演奏です。
[演目]フランツ・ヨゼフ・ハイドン:交響曲第104番ニ長調Hob.Ⅰ-104『ロンドン』、ジョアキーノ・ロッシーニ:スターバト・マーテル(第1曲:序奏「悲しみの聖母は佇み」第2曲:テノールのアリア「悲しみに沈むその魂を」第3曲:二重唱「誰か涙を流さない者があるだろうか」第4曲:アリア「人々の罪のために」第5曲:合唱とレチタティーヴォ「愛の泉である聖母よ」第6曲:四重唱「おお、聖母よ」第7曲:カヴァティーナ「キリストの死に思いを巡らし給え」第8曲:アリアと合唱「裁きの日に我を守り給え」第9曲:四重唱「肉体は死んで朽ち果てるとも」第10曲:終曲「アーメン」)
[指揮]アントニオ・パッパーノ[演奏]聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団及び同合唱団、アンナ・ネトレプコ(ソプラノ)マリアンナ・ピッツォラート(メゾ・ソプラノ)マシュー・ポレンザーニ(テノール)イルデブランド・ダルカンジェロ(バス・バリトン)[合唱指揮]チロ・ヴィスコ[収録]2011年8月8日ザルツブルク祝祭大劇場「ザルツブルク音楽祭」[監督]ミヒャエル・ベイヤー
初回放送日:9月27日