2020 / 02 / 19
語り継がれた世紀の悲恋物語~『シラノ・ド・ベルジュラック』が松竹ブロードウェイシネマの第4弾企画として3月13日に公開

ⓒCarol Rosegg
エドモン・ロスタンの戯曲で、これまで幾度となく舞台化、映像化されてきた『シラノ・ド・ベルジュラック』。ミュージカルは1897年にパリで初演され、2年後の1899年にはニューヨーク・ブロードウェイでも上演された。以来、長きにわたって愛されてきた傑作が、3月13日よりスクリーンで上映される。
今回スクリーンに登場するのは、2007年にリチャード・ロジャース劇場で上演されたブロードウェイ再演版の『シラノ・ド・ベルジュラック』。初演から123年、これまで多くの俳優たちが主役のシラノを演じてきたが、本作では映画『美女と野獣』のベルの父親役で知られるケヴィン・クラインが主演を務める。共演には、2019年に雑誌『ピープル』の“最も美しい人”に選出された女優ジェニファー・ガーナー、そして『プラダを着た悪魔』のダニエル・サンジャタが名を連ねる。
演出を手掛けるのは、トニー賞作品『NINE』、『屋根の上のヴァイオリン弾き』等でも有名な奇才デヴィッド・ルヴォー。自身が手掛けた作品の中では「圧倒的に突出してロマンチックな劇」と語るように、約2時間の上映時間の中で数々の愛の言葉がささやかれる。
映画版は、松竹が企画する「松竹ブロードウェイシネマ」の第4弾として公開される。松竹ブロードウェイシネマは、舞台の本場ブロードウェイに行かずとも、手頃な価格でゆったりと本場の傑作を映画館で楽しんでいただきたいというコンセプトから誕生した。映画をはじめ、歌舞伎、演劇など、数々のエンターテインメントを扱う松竹ならではの企画を、ぜひこの機会に楽しんでいただきたい。
松竹ブロードウェイシネマ第4弾『シラノ・ド・ベルジュラック』
2020年3月13日(金)より東劇ほか全国で順次公開
https://www.instagram.com/shochikucinema/
シラノ・ド・ベルジュラック役:ケヴィン・クライン
ロクサーヌ役:ジェニファー・ガーナー
クリスチャン・ド・ヌーヴィレット役:ダニエル・サンジャタ
原作:エドモン・ロスタン
翻訳・脚色:アントニー・バージェス
演出:デヴィッド・ルヴォー
プロデューサー:スチュアート・レーン&ボニー・カムリー
装置デザイン:トム・パイ
衣装デザイン:グレゴリー・ゲイル
ヘア&かつらデザイン:トム・ワトソン
米国/2007/ビスタサイズ/141分/5.1ch 日本語字幕スーパー版
配給:松竹
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https://www.classica-jp.com/members/present/