2020 / 03 / 30
2020年4月放送のバレエ&ダンスの全ラインナップ!

ボリショイ・バレエ2013『ラ・バヤデール』 ©Damir Yusupov
<バレエ>
アメリカン・バレエ・シアター『ジゼル』
イタリアの至宝カルラ・フラッチ全盛期の映像。無邪気なジゼルと錯乱のジゼル、精霊のジゼルを演じ分ける豊かな表情が見どころ。アルブレヒトはデンマークが生んだ最大のスター、エリック・ブルーン。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CJ2HXX0XXXU2001
ウィーン国立バレエ2018『ペール・ギュント』
気鋭の振付家、エドワード・クルーグによるバレエ化によって、北欧の名作がイマジネーションの飛翔する舞台に。個性豊かな名門ウィーン国立バレエのダンサーたちがもたらす高揚と余韻を、思う存分堪能したい。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CJ2H00100000133
ハンブルク・バレエ『転換』
ハンブルク・バレエ団の芸術監督を務めるジョン・ノイマイヤーが、30代半ばで創作した初期の貴重映像。1979年制作のスタジオ収録もので、ハンブルク・バレエ往年のダンサー、リン・チャールズやイヴァン・リスカを見られるのも楽しい。シューベルトの楽曲をバックに、豊かな感情を表現する肉体が舞う。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CJ2HXX0XXXXXU13
ボリショイ・バレエ2013『ラ・バヤデール』
マリウス・プティパ振付の代表作『ラ・バヤデール』(1877年初演)は、第3幕の「影の王国」が古典バレエ史上最も有名な場面の1つとも言われ、今なお高い人気と上演回数を誇る。本作はボリショイ・バレエの二大プリマ、ザハーロワとアレクサンドロワの豪華共演。マイムを極力控え、舞踊で物語がテンポよく展開するグリゴローヴィチ版は、見せ場の連続。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CJ2HXX0XCNA1802
ボリショイ・バレエ2014『マルコ・スパーダ』
名匠ピエール・ラコットにより、現代に鮮やかに蘇ったオーベールの古典バレエ。ボリショイのダンサーたちの技術練度にかかれば、ラコット振付の特徴的な足技から音楽のごとくリズムが生まれ、さらには優雅な情感も漂わせることができる。豪華な舞台美術と色鮮やかな衣裳のコール・ド・バレエにも注目。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CJ2H00000000041
ボリショイ・バレエ・イン・ロンドン1956
西側ではその全貌が知られていなかったモスクワのボリショイ・バレエ団が、1956年10月にロンドンで行った歴史的公演。20世紀の伝説的バレリーナ、ガリーナ・ウラノワの当たり役であるミハイル・フォーキン振付『瀕死の白鳥』と、レオニード・ラヴロフスキー版『ジゼル』を見ることができる貴重映像となっている。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CJ2HXX0XXXU3025
<コンテンポラリー・ダンス>
ネザーランド・ダンス・シアター『ウィングス・オブ・ワックス』
鬼才振付家イリ・キリアンがイカロスの翼の神話から想を得た1997年初演作品を、オランダの名門コンテンポラリー・ダンス・カンパニーがテレビ用に再演。ビーバーとJ.S.バッハ、ジョン・ケージとフィリップ・グラスという古典と現代の音楽を背景に、繊細で緻密、静謐なキリアン独特の振付を流麗なカメラワークが描き出す。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CJ2H00000000046
ネザーランド・ダンス・シアター『カー・メン』
スラップスティックの動きの向こうに、カルメンの運命が横たわる。鬼才イリ・キリアン振付とNDTのダンサーによる斬新でブラックな映像作品。見た目こそ別物に作り替えられているが、これはやはりあの『カルメン』の物語。キリアンの祖国チェコのアニメーションをも連想させるこの作品を、スラップスティックとして何も考えず抱腹絶倒するのも良しと思いつつ、観ている者は否応なしに人間の運命について想いを馳せることとなるだろう。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CJ2H00000000047