2018 / 04 / 10
【10年間におよぶ2つの長期プロジェクトがスタートする仲道郁代さん】
【トピックス】
昨年デビュー30周年を迎えた人気ピアニスト、仲道郁代さんの10年におよぶ2つの長期プロジェクトが今年からスタートします。
4月から始まる春のシリーズは「ベートーヴェンと極めるピアノ道」と題して、ベートーヴェンのピアノ・ソナタを軸にした内容。第1回のテーマは「パッションと理性」で、熱情ソナタを中心に、モーツァルトのイ短調ソナタK.310とブラームス若き日のピアノ・ソナタ第3番がプログラム。
一方、秋は、細やかで研ぎ澄まされたピアノの響きと音色を、東京文化会館小ホールのintimate(親密)な空間で堪能するシリーズ。2018年は「ショパンを弾く~プレイエルの響き スタインウェイの輝き」をテーマに、バラード全曲と24の前奏曲などが予定されています。
「とにかくピアノの音が好き。舞台の上に住んじゃいたいくらいピアノを弾くのが好き」と語る仲道さんの記者会見の模様(2018年1月24日都内)。仲道さんが単独で記者会見に臨む映像は珍しいのではないでしょうか。
クラシカ・ジャパンのインタビュー番組「クラシカ・音楽人〈びと〉」でも、4月は仲道さんが登場します。その真摯な眼差しと穏やかな微笑み、コメントの深さは、まさに副題の通り「さらなる深化へ 決意も新たに」。記者会見とはまた一味異なる仲道さんの姿を、ぜひご覧ください。
【公演情報】
仲道郁代 ピアノ・リサイタル
ベートーヴェンと極めるピアノ道 vol.1
4月30日(月・休)14:00 サントリーホール
<パッションと理性>
モーツァルト:ピアノ・ソナタK.310
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」Op.57
ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番Op.5
公演情報:https://www.japanarts.co.jp/concert/concert_detail.php?id=634
お問い合わせ:ジャパン・アーツぴあ 03-5774-3040