2018 / 06 / 07
【お知らせ】東京二期会オペラ劇場『魔弾の射手』2018年7月に上演!

『魔弾の射手』より© Jörn Kipping
2018年7月18日より、東京文化会館大ホールに於いて、東京二期会オペラ劇場とハンブルク州立歌劇場の共同制作による『魔弾の射手』が上演されます。今作は、斬新かつ挑発的な演出で、90年代から世界中のオペラファンを驚愕させてきた巨匠ペーター・コンヴィチュニーによる演出。否が応でも期待が高まります。
ウェーバー作曲の『魔弾の射手』は、ドイツ・ロマン派オペラの原点とも言える作品で、コンサートで演奏されることも多い「序曲」をはじめ、勇壮な「狩人の合唱」、村娘たちの合唱曲「花嫁は冠を編んであげましょう」のほか、随所に素晴らしいアリアが散りばめられており、聴きどころが満載です。
また、今作には元宝塚歌劇団の宙組トップスターで女優の大和悠河氏が悪魔ザミエル役(語り役)でオペラデビューすることもトピックの1つ。今回の起用は、「ザミエル役にはオペラに対する理解があり、かつ男性・女性両方の表現をこなせる女優を」というコンヴィチュニーの要望によるもの。彼女はオペラにも精通しており、演出意図とマッチした最高のキャスティングとなりました。
クラシカ・ジャパンでもクリスティアン・ティーレマン指揮/シュターツカペレ・ドレスデンによる『魔弾の射手』(ティーレマンの『魔弾の射手』2015)を放送します。本公演は、シュターツカペレ・ドレスデンの本拠地であるゼンパーオーパーで2015年春に上演されたプロダクション。放送は8月2日を予定しているので、コンヴィチュニー版の余韻に浸りながら聴き比べてみてはいかがでしょうか。
【東京二期会オペラ劇場『魔弾の射手』】
公演日:2018年7月18日(水)18:30/19日(木)14:00/21日(土)14:00/22日(日)14:00
会場:東京文化会館 大ホール
指揮:アレホ・ペレス
演出:ペーター・コンヴィチュニー
出演:
オットカール侯爵:大沼 徹/藪内俊弥
クーノー:米谷毅彦/伊藤 純
アガーテ:嘉目真木子/北村さおり
エンヒェン:冨平安希子/熊田アルベルト彩乃
カスパール:清水宏樹/加藤宏隆
マックス:片寄純也/小貫岩夫
隠者:金子 宏/小鉄和広
キリアン:石崎秀和/杉浦隆大
ザミエル:大和悠河(全日)
合唱:二期会合唱団
管弦楽:読売日本交響楽団
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