2018 / 07 / 05
2018年7月放送のバレエ&ダンスの全ラインナップ!
【オデット】

(c) photos ML BRIANE
<バレエ>
今月のバレエ
当代随一のプリマ、スヴェトラーナ・ザハーロワがデニス・ロヂキンと組んだ、ボリショイ・バレエ2015『白鳥の湖』。想像を超える美しさ、完璧さにただただ嘆息。
「ルドルフ・ヌレエフ生誕75周年ガラ」はスターばかりが次々登場する圧巻のガラ公演。一番の注目は、長く怪我に苦しんでいたパリ・オペラ座のエトワール、マチアス・エイマンの鮮やかな復活。『マンフレッド』第4場「詩人のヴァリアシオン」のエイマンのソロは、その後の活躍を予感させる素晴らしいパフォーマンスだ。
ウィーン国立バレエ2012『くるみ割り人形』
チャイコフスキーの名曲をウィーン・フィルの響きでお楽しみいただく公演。芸術監督を務めるのはパリ・オペラ座エトワールとしてバレエ界に君臨したマニュエル・ルグリ。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CU1314
ウィーン国立バレエ2014『白鳥の湖』
2010年秋、ウィーン国立バレエの初代芸術監督として招かれたマニュエル・ルグリ。奇跡的な成長を続けるバレエ団が美術や衣裳も一新し、装いも新たに上演。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CU1421
ボリショイ・バレエ2015『白鳥の湖』
ザハーロワの完璧なテクニックとしなやかな長い手足、強さと繊細さを併せ持つ表現力、舞台の空気を一変させる存在感は圧巻。まさに世界最高峰バレエ団の神髄を見る番組。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CNA1601
ルドルフ・ヌレエフ生誕75周年ガラ
20世紀最大のダンサーで振付家のルドルフ・ヌレエフの生誕75周年と没後20年の2013年に、バレエ界のスターダンサーがパリに一同に会した華やかなバレエ・ガラ公演。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CGP1601
<コンテンポラリー・ダンス>
今月のコンテンポラリー・ダンス
すべてチェックしたい大御所の代表作が並ぶ。マイヨーの『シェヘラザード』『ダフニスとクロエ』では彼のミューズであるベルニス・コピエテル、ノイマイヤー振付『クリスマス・オラトリオ』では、ハンブルク・バレエの副芸術監督でありノイマイヤーの右腕、ロイド・リギンズ、この二人のベテランによる圧巻のパフォーマンスに注目したい。
ジャン=クリストフ・マイヨー『シェエラザード』
リムスキー=コルサコフの名曲で知られる『シェエラザード』は、ミハイル・フォーキン振付によるバレエ・リュスの名作。マイヨー版は2009年初演。この番組は翌年の再演映像。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CTL1606
ジャン=クリストフ・マイヨー『ダフニスとクロエ』
バレエ・リュスの革新的な精神を継承するバレエ団として知られているモンテカルロ・バレエ団。ラヴェルの名曲で知られる『ダフニスとクロエ』のマイヨー版初演。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CTL1605
ネザーランド・ダンス・シアター『輝夜姫』
大家キリアンが創造する、静謐で深遠なおとぎ話。東洋と西洋の交錯の間に生まれた、新しい「かぐや姫」の世界。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CU1833
ハンブルク・バレエ『クリスマス・オラトリオ』
イエスの降誕を祝うJ・S・バッハの名曲に、現代最高の振付家の一人、ジョン・ノイマイヤーが振り付けた、まさにバレエと音楽が一体化したシンフォニック・バレエ。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CC1602
ベルリン州立バレエ2008『カラヴァッジオ』
16~17世紀のイタリアが生んだ歴史的な画家、カラヴァッジオの人生をバレエ化した2008年ベルリン州立バレエ公演。美しいパ・ド・ドゥの中村祥子にも注目。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CU1824
マシュー・ボーンの世界
マシュー・ボーンのヒット作の抜粋がプロジェクションやアニメーション、流麗なカメラワークとともに綴られたユニークなダンス番組。マシュー・ボーンを知る上でも最適。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CAR1605
マランダン・バレエ・ビアリッツ『チャイコフスキー組曲』
チャイコフスキーの三大バレエがシュールな夢に。マランダンのセンスからわき上がる、「アブナイ」快感と笑いの世界。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CTL1803
<ドキュメンタリー>
今月のドキュメンタリー
ボリショイ・バレエ2015『白鳥の湖』と合わせて楽しみたいポートレート『スヴェトラーナ・ザハーロワ』。巨匠フレデリック・ワイズマン監督の『パリ・オペラ座のすべて』、これはバレエ・ファン&ドキュメンタリー作家の両面を併せ持つワイズマンならではのおもしろさ。さりげなく撮っているリハーサルではエトワールが踊っている、ダンサーもカンパニーという組織で働く人である、など新鮮な視点でパリ・オペラ座を見つめることができる。
Maiko ふたたびの白鳥
世界のトップで活躍する日本人プリンシパルが妊娠~産休を経て、プリマデビュー作「白鳥の湖」の主役に再び挑戦するまでの懸命な姿を追う、涙と感動のドキュメンタリー!
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CHP1701
映画『ロパートキナ 孤高の白鳥』
知られざる素顔に迫ったドキュメンタリー。マリインスキーの稽古場での過酷なリハーサル風景、最愛の娘とのプライベートショット、貴重な舞台映像も満載。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CHD1703
バランシンよ永遠に~パリ・オペラ座の『ジュエルズ』
『ジュエルズ』の魅力を解説とパリ・オペラ座バレエ芸術監督ブリジット・ルフェーブル、衣裳デザイナーのクリスチャン・ラクロワ、女性ダンサーたちのコメントで綴る。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CNT1605
パリ・オペラ座のすべて
1661年にフランス国王ルイ14世が創設した世界最古のバレエ団の真実を、かつてないスケールと臨場感あふれる映像で贈る、興奮と驚きに満ちたドキュメンタリー映画。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CHD1702
ポートレート「スヴェトラーナ・ザハーロワ」
人気バレリーナ、スヴェトラーナ・ザハーロワが自身の言葉でその内面を語る。以前リリースされた30分のドキュメンタリーに舞台映像を追加。監督自らが再編集した完全版。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CDB1601