2019 / 03 / 01
2019年3月放送のバレエ&ダンスの全ラインナップ!

アメリカン・バレエ・シアター『ジゼル』(c)Unitel
<バレエ>
20世紀初頭の舞踊・音楽・美術がひとつに結実し、今日のバレエの基礎を築いたともいえるバレエ・リュス(ロシア・バレエ団)が上演したストラヴィンスキー作品『火の鳥』『春の祭典』『結婚』を、初演当時の振付と舞台美術で再現したヴァレリー・ゲルギエフ率いるマリインスキー劇場プロダクションが必見。また、理想のジゼルといわれた往年のバレリーナ、カルラ・フラッチとデンマークが生んだ最大のスターダンサー、エリック・ブルーンの『ジゼル』は1968年収録の貴重映像。
アメリカン・バレエ・シアター『ジゼル』
イタリアの至宝カルラ・フラッチ全盛期の映像。無邪気なジゼルと錯乱のジゼル、精霊のジゼルを演じ分ける豊かな表情が見どころ。アルブレヒトはデンマークが生んだ最大のスター、エリック・ブルーン。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=U2001
ヌレエフの映画『ドン・キホーテ』
20世紀最大のスター&振付家ルドルフ・ヌレエフが自ら振付と主役バジルを演じた1972年制作の映画。最盛期のヌレエフが抜群のキレとスタイルの美しさで魅せる。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CRH1701
ノーザン・バレエ『ジョージ・オーウェルの1984』
名作古典SFがバレエ化!今話題の振付師ジョナサン・ワトキンスとノーザン・バレエ
による、演劇とバレエの融合が現代のリアルを描き出す。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CNT1803
パリ・オペラ座バレエ1995『ロミオとジュリエット』
ルドルフ・ヌレエフがパリ・オペラ座のために振付けた全幕バレエ。この番組はヌレエフが理想とし彼自身が選んだ配役による最後の公演。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CC1710
マリインスキー・バレエ2008「ストラヴィンスキーとバレエ・リュス」
必見!これぞ20世紀文化の幕開け!ストラヴィンスキーのバレエ3作品の初演時の舞台を、ゲルギエフとマリインスキー・バレエが総力を挙げて再現した貴重な映像。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CNA1805
<コンテンポラリー・ダンス>
新しい表現世界を体験したい2番組。フランス・ヒップホップ界の旗手ムラド・メルズキ『ピクセル』は、幻想的なデジタルアートと、ブレイクダンスやロボットダンス、ローラースケートなどの舞踊を融合し、バーチャルをリアルに導く摩訶不思議な映像が圧巻。現代舞踊の巨匠アラン・プラテル率いるダンス・カンパニー“les Ballets C de la B”がアフリカのコンゴ民主共和国で行った世界ツアー最終公演のドキュメントは、バッハの『マタイ受難曲』を大胆にアレンジし、「痛み」「犠牲」「嘆き」といった現代の受難を、民主主義の発展途上にあるキンシャサの人々に問うた番組。
アクラム・カーン『チョット・デッシュ』
バングラデシュ系英国人振付家&パフォーマー、アクラム・カーンが、自身のルーツと若き日の両親との確執を、プロジェクションマッピングを駆使した幻想的な舞台で描いた傑作。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CAD1802
アラン・プラテル『マタイによる憐れみ』
『マタイ受難曲』をモネ劇場専属作曲家ファブリツィオ・カソルがアレンジ。アラン・プラテル率いるダンス・カンパニー“les Ballets C de la B”がコンゴ民主共和国で行った世界ツアー最終公演のドキュメント。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CU1025
ティエリー・マランダン「トリプル・ビル」2016
現代振付家として実力と人気を誇るティエリー・マランダン。番組では、彼のネオクラシック・スタイルの真骨頂ともいえる3作品を収録。音楽のセレクトのセンスも抜群。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CE1702
マランダン・バレエ・ビアリッツ『シンデレラ』
兼井美由季が踊るシンデレラの可憐さと、スキンヘッドの男性が踊る継母と義姉さんトリオのコミカルさの対比が鮮やか。コール・ド・バレエの動きとフォーメーションの面白さも必見。ワクワクが止まらない!
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CTL1804
ムラド・メルズキ『ピクセル』
フィジカルとデジタルの融合と対話による、シームレスな現実と虚構。ヒップホップの第一人者メルズキが創りだす、目をみはる詩的で幻想的な世界。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CNA1806
<ドキュメンタリー>
ぜひご覧いただきたいのが、ロバート・ジョフリー(1930~1988)とジェラルド・アルピーノ(1923~2008)が創設したアメリカの名門モダン・ダンス・カンパニー、ジョフリー・バレエの歴史。ジョフリーとアルピーノのインタビュー音源・映像をはじめ、アルビーノのロック・バレエ『トリニティ』やバレエ・リュスの『パラード』『春の祭典』の復元、ロックミュージシャンの故プリンスとコラボレーションした『ビルボーズ』など、その歴史的パフォーマンスも見逃せない。
Maiko ふたたびの白鳥
世界のトップで活躍する日本人プリンシパルが妊娠~産休を経て、プリマデビュー作「白鳥の湖」の主役に再び挑戦するまでの懸命な姿を追う、涙と感動のドキュメンタリー。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CHP1701
ジョフリー・バレエの歴史
アメリカを体現する名門モダン・ダンス・カンパニー、ジョフリー・バレエ。から近年までの歩みを、貴重な証写真で綴るドキュメンタリー。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CWH1701
メイキング「ムラド・メルズキのピクセル」
ヒップホップというジャンルを越えてフランスのダンスシーンをリードするメルズキとカンパニー・カフィグ。ダンスとデジタルアートを融合させた話題作『ピクセル』の舞台裏に迫る。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CNA1807