2019 / 04 / 25
2019年5月放送のバレエ&ダンスの全ラインナップ!

ベルリン州立バレエ2008『カラヴァッジオ』©Arthaus
<バレエ>
5月は『ドン・キホーテ』特集。1869年のマリウス・プティパ振付の初演、1900年のアレクサンドル・ゴルスキー改訂版を基に、現在はさまざまなバージョンが存在するが、今回は映画『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』でロシアから西欧への亡命が描かれたルドルフ・ヌレエフ振付版と、キューバ革命の文化の礎としてバレエを発展させたアリシア・アロンソ振付版をお届けする。ヌレエフ版は、ヌレエフ本人が主演・監督した映画と、彼に見出されたマニュエル・ルグリが率いるウィーン国立バレエ公演をご覧いただく。
ウィーン国立バレエ2016『ドン・キホーテ』
スペインの情緒とクラシック・バレエの幻想世界が巧みに織り交ぜられた、愉快な傑作。難易度の高いヌレエフ版を、マニュエル・ルグリ率いるウィーンの名門が再演。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CU1808
英国ロイヤル・バレエ1992『ユダの木』
稀代の名振付師ケネス・マクミランの遺作。現代のロンドンを舞台に、美しい練達の振付と、それを100%表現するダンサーたちが、人間の欲望やダークサイドを抉り出す。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CC1711
キューバ国立バレエ2007『ドン・キホーテ』
スペイン的な快活さに、キューバの優れたダンサーたちの身体能力の高さと南米ラテンの愉悦がプラスされた名舞台。娯楽バレエの真髄がここに!
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CNA1809
ヌレエフの映画『ドン・キホーテ』
20世紀最大のスター&振付家ルドルフ・ヌレエフが自ら振付と主役バジルを演じた1972年制作の映画。最盛期のヌレエフが抜群のキレとスタイルの美しさで魅せる。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CRH1701
ベルリン州立バレエ2008『カラヴァッジオ』
16~17世紀のイタリアが生んだ歴史的な画家、カラヴァッジオの人生をバレエ化した2008
年ベルリン州立バレエ公演。美しいパ・ド・ドゥの中村祥子にも注目。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CU1824
マリインスキー・バレエ2011『くるみ割り人形』
少女のマーシャとプリンセスになったマーシャを別のダンサーが演じるワイノーネン版。ゲルギエフ指揮のドラマティックな音楽に、ソーモワとシクリャローフが美しく躍動する!
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CE1719
マリインスキー・バレエ『ジュエルズ』
20世紀アメリカを代表する振付家ジョージ・バランシンが、ニューヨークの有名宝石店ヴァン・クリーフ&アーペルの宝石に触発されて出来た作品。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CE1232
<コンテンポラリー・ダンス>
アメリカを代表するアロンゾ・キング・ラインズ・バレエの『トライアングル・オブ・ザ・スクインシェズ(水槽のトライアングル)』は、ロック・バンド「グレイトフル・デッド」のドラマー、ミッキー・ハートの楽曲に振付。イタリアの「アテルバレット」は、音楽ジャンルによって舞踊スタイルを自在に変化させるパフォーマンスが見どころ。ベートーヴェンやブリテンの楽曲に振付けたハンス・ファン・マーネン作品を踊るのは、オランダを代表する国際色豊かなカンパニー、オランダ国立バレエ団。5月は、クラシックからジャズ、ポップス、ロックまで、コンテンポラリー・ダンスの音楽性をご覧いただく。
アテルバレット「トリプル・ビル」2017
イタリアの由緒あるコンテンポラリー・ダンス・カンパニーによる2017年6月ミラノ公演。新進気鋭の振付家たちが手がけた3つの意欲作を一挙放送。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CE1718
アロンゾ・キングの『トライアングル・オブ・ザ・スクインシェズ』
アメリカで人気のバレエ・カンパニー、面目躍如!不思議な音楽の中で、ダンサーたちが魅せる身体の存在感、生命の躍動感!
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CU1856
ハンス・ファン・マーネンの夕べ
高い技術と表現力を併せ持つオランダを代表するバレエ団が、質の高い音楽そのままに忠実に振り付けられた「音楽的な」マーネン作品をクールに表現。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CNT1802
<ドキュメンタリー>
『ヤング・ピープルズ・コンサート』では、チャイコフスキーとストラヴィンスキーという、共にバレエ音楽に新たな革命をもたらした2人の作曲家に焦点を当て、レナード・バーンスタインが子供たちにわかりやすくバレエ音楽を解説。バレエを習っているお子様とご両親に、家族一緒にご覧いただきたい番組。
ドキュメンタリー「ブラック・バレリーナ」
白人主体の世界で、肌の色ゆえに活躍を阻まれてきた米国の黒人バレリーナたち。バレエに恋した彼女たちの苦難に満ちた過去と現在を伝えるドキュメンタリー。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CAPT1701
バーンスタインの『ヤング・ピープルズ・コンサート』第24話「バレエの中の鳥たち」
チャイコフスキー『白鳥の湖』とストラヴィンスキー『火の鳥』という2つの鳥を題材にしたバレエ音楽。19世紀の古典バレエと20世紀初頭のバレエ・リュスの音楽をわかりやすく解説。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=U3046