2019 / 05 / 30
2019年6月放送のバレエ&ダンスの全ラインナップ!

ボリショイ・バレエ2014『マルコ・スパーダ』©Damir Yusupov
<バレエ>
音楽に注目してみてほしい番組。ヌレエフ版『ドン・キホーテ』は、ハプスブルク出身で19世紀後半にロシアで活躍したミンクス。シュペルリ振付「ダンス&カルテット」は、モラヴィアのヤナーチェクとチェコのドヴォルザーク、ウィーンのシューベルトによる弦楽四重奏曲。ビゴンゼッティ振付『カラヴァッジオ』は、17世紀イタリアのモンテヴェルディ。『マルコ・スパーダ』は、19世紀フランスの作曲家オーベール。「ボリショイ・バレエ・イン・ロンドン1956」では、19~20世紀のロシア音楽が満載。
ウィーン国立バレエ2016『ドン・キホーテ』
スペインの情緒とクラシック・バレエの幻想世界が巧みに織り交ぜられた、愉快な傑作。難易度の高いヌレエフ版を、マニュエル・ルグリ率いるウィーンの名門が再演。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CU1808
ザルツブルク音楽祭2012「ダンス&カルテット」
ザルツブルク音楽祭でデビュー後、毎年人気のハーゲン弦楽四重奏団が、チューリヒ・バレエ団と初コラボに挑戦。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CU1246
ベルリン州立バレエ2008『カラヴァッジオ』
16~17世紀のイタリアが生んだ歴史的な画家、カラヴァッジオの人生をバレエ化した2008年ベルリン州立バレエ公演。美しいパ・ド・ドゥの中村祥子にも注目。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CU1824
ボリショイ・バレエ・イン・ロンドン1956
西側ではその全貌が知られていなかったモスクワのボリショイ・バレエ団が、1956年10月にロンドンで行った歴史的公演。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=U3025
ボリショイ・バレエ2014『マルコ・スパーダ』
さすがボリショイ!物語を彩る素晴らしいダンサーの技量に目が釘付け。名匠ピエール・ラコットにより鮮やかに現代に蘇ったオーベールの古典バレエ。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CNA1803
<コンテンポラリー・ダンス>
6月に13年ぶりに来日するネザーランド・ダンス・シアター(NDT)特集。1975年から99年に退任するまで50以上の新作を創り、NDTの世界的名声を高めたイリ・キリアン独特の世界。「カルメン」「かぐや姫」「イカロスの翼の神話」という物語性の素材が、キリアンの手に掛かるとどのようにダンスで表現されるのか。
ティエリー・マランダン「トリプル・ビル」2016
現代振付家として実力と人気を誇るティエリー・マランダン。番組では、彼のネオクラシック・スタイルの真骨頂ともいえる3作品を収録。音楽のセレクトのセンスも抜群。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CE1702
テロ・サーリネン『反射光』
日本でも大きな話題を呼んだフィンランドの振付家&ダンサー、テロ・サーリネンの代表作『反射光』は、素朴な歌と、静謐な光と影の中、清教徒シェーカー派の共同体の宿命を描く。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CAD1801
ネザーランド・ダンス・シアター『ウィングス・オブ・ワックス』
鬼才振付家イリ・キリアンがイカロスの翼の神話から想を得た1997年初演作品を、オランダの名門コンテンポラリー・ダンス・カンパニーがテレビ用に再演。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CU1917
ネザーランド・ダンス・シアター『カー・メン』
スラップスティックの動きの向こうに、カルメンの運命が横たわる。鬼才イリ・キリアン振付とNDTのダンサーによる斬新でブラックな映像作品。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CU1918
ネザーランド・ダンス・シアター『輝夜姫』
大家キリアンが創造する、静謐で深遠なおとぎ話。東洋と西洋の交錯の間に生まれた、新しい「かぐや姫」の世界。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CU1833
マランダン・バレエ・ビアリッツ『ロミオとジュリエット』
フランスのリゾート地ビアリッツを拠点とするマランダン・バレエ・ビアリッツ。ベルリオーズの音楽の強さ、美しさを裏切らず、シンプルな舞台に生と死の普遍性を描く。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CTL1802
<ドキュメンタリー>
チェコ国営放送が独特のアプローチでイリ・キリアンの世界に切り込む、クラシカ・ジャパンでしかご覧いただけないドキュメンタリーが最後の放送。大変貴重で、とても興味深いユニークな内容となっているので、未見の方は絶対にお見逃しなく。
ポートレート「イリ・キリアン」
キリアン作品のネザーランド・ダンス・シアター・レパートリーとしての最後の公演のリハーサルと共に、キリアン本人が自らの生き様とダンス哲学をチェコ語で語る。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CGP1701
ミスティ・コープランド~夢を叶えた黒人バレリーナの物語
白人主体のクラシック・バレエ界の頂点に立ったコープランド。才能と意志と努力が、閉鎖的な世界の扉を開けうることを証明したサクセス・ストーリー。
https://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CFS1701