マッツ・エック『ジュリア&ロメオ』を振付ける
The Choreographer Mats Ek
バレエの振付はどのように作られていくのでしょうか。この番組は、スウェーデンの世界的振付家マッツ・エックの『ジュリア&ロメオ』の振付過程を追ったドキュメンタリーです。
2013年5月スウェーデン王立歌劇場で初演された『ジュリア&ロメオ』は、マッツ・エックの全幕バレエとしては17年ぶりの新作として大きな話題を呼び、主演の日本人ダンサー、木田真理子が“バレエ界のアカデミー賞”ブノワ賞2014最優秀女性ダンサー賞を受賞しました。
リハーサルスタジオではどのようなことが行われているのでしょうか。ダンサーたちは振付家のあふれ出るクリエイティヴィティにどのように対応しているのでしょうか。カメラはこの作品の初期段階から密着。彼の両親(父親は俳優アンドレアス・エック、母親はスウェーデンの国民的ダンサー&振付家ビルギット・クルベリ)についてのコメントもあり、彼の芸術を知る上で大変興味深い内容になっています。ここまで振付家の振付過程を暴露する番組は珍しく、その緊張感に満ちた現場は最後まで目が離せません。
70歳を機に振付家としての引退を宣言したマッツ・エック(1945年生まれ)。彼の芸術の秘密を知る大変貴重なドキュメンタリーです。
[出演]マッツ・エック(振付家)アナ・ラグーナ(乳母/マッツ・エック夫人)木田真理子(ジュリア)アンソニー・ロマルジョ(ロメオ)ジェローム・マルシャン(マキューシオ)児玉北斗(ベンヴォーリオ)ニクラス・エック(ヴェローナ太守)アルセン・メグラビアン(キャピュレット公)マリー・リンドクヴィスト(キャピュレット夫人)パスカル・ヤンソン(ティボルト)オスカル・サロモンソン(パリス)ダリア・イワノワ(ロザリンダ)ジョルゲン・ストヴィンド(ピーター)アレクサンドル・ポリャニチコ(指揮者)スウェーデン王立バレエ団
[収録]2012年9月~2013年5月スウェ-デン王立歌劇場他[制作・編集・音楽]ビョルン・エリクソン[制作・撮影・インタビュー]アンドレアス・ソダーバーグ
■字幕/約59分
(c)Moment 22 Film & Video AB
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